2024/02/29 宿主のひとりごと 令和6年2月
先日、インバウンドのお客様を地域全体で迎える事を実践している地域の方々に事例を交えて発表していただくというセミナーがありました。
これだけたくさんのインバウンドのお客様が来ている中で、地域全体で迎えるという事が大切ではないかと考えていますので、参考までに参加させていただきました。
上山市はこれまで様々な取り組みを通じて街を活性化してきました。
二次交通にも試行錯誤を繰り返しながら挑戦してきました。また、足湯を整備したり、街の中を歩いてもらうような取り組みを続けてきました。
これまでの取り組みは主に国内向けのものでしたが、日本人に好まれないものは外国人にも好まれないという想いで 続けてきました。
しかしながらコロナ禍になり、これが一度リセットされた状態になり、これから何を目指し、どのようにしていけばいいのか。
老婆心ながら勉強させていただき、今後につなげられればとの想いで参加させていただきました。
この中で、ある講演者の一人から「二次交通がどうのと言わなくても、本当に魅力のある所には、どのような方法を使ってでも来てくれるから、とにかく魅力のあるものの発見や、魅力の磨き上げに努力するのが先だと思う。」
という発表があり、その磨き上げに必要なのは「地域の人々の協力や参加を得て、一緒にやるということだ。」という発表に、これまで何でこういう発想ができなかったのかという思いと、何か衝撃のようなものを感じました。
すでに若い世代に様々な観光の施策をお任せしている中ですので、あまりしゃしゃり出ることは控えながらも、陰ながらこんな事なら手伝っていけるのではという想いがしている今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
有馬館
館主 須藤 信晴