2022/01/30 宿主のひとりごと 令和4年1月
大晦日恒例の紅白歌合戦が例年通り放送されました。
ご覧になった方も多いと思います。
低くなったとはいえ歌番組としては圧倒的な視聴率があると思います。
出演する歌手は出場が決定すると涙を流して喜ぶ人さえいます。
歌手になって有名になったとしても、地元で暮らすおじいちゃん、おばあちゃんに認めてもらうには、紅白に出場することなんだと思います。
初出場のインタビューで「これでやっとお世話になった両親や祖父母に恩返しができます」ということを言っていた方がいました。
それだけ歌手として認めてもらう場所なのだと思いました。
最初から全部見ていたわけではありませんが、好きな歌手はネットで調べながら見ていました。
そんな中で、宮本浩次さんの「夜明けのうた」という歌を聞きました。
「ガイアの夜明け」という番組の挿入歌として何度も聞いていましたが、番組の冒頭に流れる歌を聞いているときは「いい歌だなぁぁ」くらいに思っていましたが、実際に宮本浩次さんが歌う姿を見ながら聞いた瞬間に、これまでとまるで違う「夜明けのうた」を聞いた気がしました。
これが紅白歌合戦の醍醐味なんだとも思いました。
実際に歌う姿は心に響くものがありました。
そして、歌詞のひとつひとつが2年以上になろうとしているコロナ禍にある現在に、「夜明けは来る」という応援歌に聞こえてきました。
特に、前略
「ああ夜明けはやってくる、
悲しみの向こうに」
中略
「ああ夜明けはやってくる、
やさしさの向こうに」
この部分を心の中で歌いながらコロナ禍を乗り越えていきたいと思う今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
展望露天の湯 有馬館
館主 須藤 信晴