2021/02/27 宿主のひとりごと 令和3年2月
予定を管理するのに、以前は手帳を使用していましたが、最近は携帯に全て入れています。
意外と繰り返される予定が多く、繰り返しの場合は、以前の予定が出てくるので入力も大変楽になってきました。
予定を管理する上で、「忙中閑(ぼうちゅうかん)あり」という言葉を思い浮かべながらしておりました。
中国からきた言葉で、忙しい中でもちょっとした暇(閑)はあるものだという意味です。
「暇がない、暇がない、忙しい、忙しい」と、嘆いていないで「忙しい中でも暇を見つける心の余裕を持ちなさい」という心構えの「ことわざ」なんだろうなぁと考えていると意外と時間は作れて、予定を管理する術が身に付いたような気がします。
ではその逆の言葉がないものかと探してみました。
これがこれといった語句が見当たりません。
まあ私の勉強不足でもあるとは思いますが、探せませんでした。
ということは、世間一般的には「忙中閑あり」は日常的にあることで、暇で何もすることがないような状態はあまりないか、あってもあまり歓迎されることではないので、その状況に合う言葉が出来なかったという事だと理解しました。
今、コロナ禍において様々な会合が無くなったり、リモート開催だったりして、移動の時間や準備の時間が必要なくなり、時間的余裕は出ているように感じます。
この余裕があるうちに、これまでの行動においての取捨選択をしっかり行い、「忙中閑あり」を心がける日を待ちたいと思う今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
展望露天の湯 有馬館
館主 須藤 信晴