2020/01/31 宿主のひとりごと 令和2年1月
先日1時間位、まだ4ケ月の孫の面倒を自らかってでて1人ですることになりました。
娘を送り出して1分もしないうちに孫が泣き出してしまいました。
しまったぁぁぁ!!!考えが甘かったということに気付くのに何分もかかりませんでした。
近くに母親がいないことを知った孫は、これぞとばかりの声を出して泣きだしました。
縦にしようが横にしようが泣き止みません。
立ったり、座ったり、抱きながら寝てみたり、どうやっても泣き止みません。
高い高いをしても、ブルブルしても、オモチャであやしても効果がありません。
オシメ交換?、ミルク?、寒い?、暑い?、私の頭の中はもうパニック状態です。
外が見える方がいいかなと思い、部屋を出てみても泣き止みません。
娘に電話して帰ってきてもらおうかとも考えましたが、携帯電話を手にすることさえできないような、そんな勢いでした。
孫は、そう重い訳でもないのに、私の腕は疲れてくるし、立ったり座ったりしているうちに、私のヒザがガクガクしだして、しまいには足がつって立っていられなくなってしまいました。
こんなに泣き止まないところは母親譲りだなぁぁと思いながら、それにしても根性あるなぁぁと感心したり、40分は泣いていたと思います。
腕も疲れたので、ゴロンと座布団の上に置いたとき、孫が近くにあったタオルをグッと掴んで手を口に持っていったところ、そのタオルが顔を覆ってしまいました。
そしたらなんとピタリと泣き止んだのです。
「よし、コレダ」とばかりにタオルで「いないないバー」をしましたら、ようやく泣き止み笑ってくれました。
ようやくなんか心が通じたようなそんな気分になり、一心不乱に「いないないバー」をしました。
その後、孫もさすがに泣き疲れたらしく、少しすると今までが嘘のようにその場で寝てしまいました。
寝たと確認すると間もなく娘が帰ってきて「お疲れ様、ありがとねぇぇ、おとなしいけべ?」と言うものですから、全身の力が抜けてしまいそうでした。
この日のことを孫は決して覚えていないと思うので、今後いろんな場面で話をして、そんな時もあったのだと心に刻んでもらえたら嬉しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
展望露天の湯 有馬館
館主 須藤 信晴