4月から5月にかけて、業界や様々な会の総会があり宴会が続きます。
昨年までの3年間はコロナ感染拡大の影響で、ほとんど開催がありませんでした。
あっても宴会が無かったりしていました。
それはそれで楽な点もありましたが、やはり正常に開催されると嬉しいものです。
今年はほとんど開催されていて、これまでの出席とこれからの出席と合わせて、数えてみたら全部で10回以上にもなります。
酒が飲めない私からすると、酔っぱらいの相手をするのは面倒だし、そもそも時間の無駄ではないかと思っていたこともありました。
しかし、コロナ禍で開催できなかったことを経験しているうちに、この一見無駄のように思える宴会ですが、大きな意味もあるように思えてきました。
無駄な点を挙げだすとキリがなくなりますが、私が思う大きな意味を3つ挙げてみたいと思います。
まず第一に、同業者がこのような会合が正常に行われるようになると、大きな売り上げとして期待できることです。
それによって業界全体が活気づくと思います。
当館で実施されるわけではないので、直接の売上には関係ありませんが、業界全体が良くなると、それらがまわり回って当館にも返ってくると考えます。
次に、業界の情報に留まらず、参加者から新聞やテレビなどでは得られない生の情報を得ることができます。
最後に、こういった会合を引き受ける旅館・ホテルは、それなりに評価が良い施設となります。
料理はもちろんですが、接客サービスも同業者として見習うべき点が多々あります。
実際に食べて、そのサービスを受けることができるのは、何よりの勉強だと思っています。
受け入れる側も、経営者からスタッフまで最高のサービスを提供しようと努力してくれます。
これを個人で受けようと思っても中々出来ないと思います。
ましてや限られた予算内でですからなおさらです。
このような会合がどんどん復活してくると、そろそろ先の短かさを考えるようになってきた我々のような年代は、同級会や部活のOB会などを開催しようではないかとの話が出てきます。
あまり大人数にはならない程度で、本当に気の合った者同士だけで開催するのもいいものだと思います。
6月初旬までは各種総会などが続きますが、その後は気の合う者だけで、好きなものを食べながら、以前と同じようにワイワイできたらいいなと思っています。
さて、今年はどのくらいそれができるかワクワクしている今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
お部屋食と温泉貸切風呂
くつろぎの宿 有馬館
館主 須藤 信晴