毎日温泉は入れていいな!!!と、友達などによく言われますが、このコロナ禍の中でも毎日温泉に入れたのは本当に幸せでした。
温泉のお湯は、営業を休止していてもある訳ですから、温度の管理だけしっかりすれば、いつでも快適に入れました。
当館で働く人の中には寮で生活している方もいるので、その人達のためにもお金のかからない範囲で常時入浴可能なようにしておりました。
お金がかからないお風呂は、源泉かけ流しのお風呂が一番なのですが、普段は入浴者が多いと温度管理が一番難しいお風呂でもあります。
でも、コロナ禍の休業中ですから、お客様はいないので温度調節は比較的簡単でしたしお金もかかりませんでした。
そのような中で、改めて当館のお風呂に入浴してみてベスト3を決めてみました。
まず第3位は、貸切風呂の
「パムッカレ」です。
貸切風呂が露天以外に3つありますが、それぞれ特徴があり思い入れもあるため優劣つけがたいのですが、あえて「パムッカレ」を3位に選ばせていただきます。
何と言っても入りやすさです。独特の形状をしてはいますが、入った時の頭の位置や手足の状態が何とも絶妙だと思います。
次に第2位は1階金の湯の外にある
「信楽焼の露天風呂」です。
大浴場の外という立地で、源泉かけ流しのお風呂で、日中の温度変化に若干ついていけない、とても温度管理の難しいお風呂でもあります。
少し熱く感じる方もいると思いますが、十分にかけ湯をして、浴槽のお湯をよくかき混ぜて入っていただくと、勢いよくあふれ出るお湯に感動します。
こちらも一人で入るに丁度よい大きさで、頭の位置、手足の状態がとてもリラックスできます。
いよいよ第1位ですが、
やはり7階の展望露天風呂でしょう
特に朝の晴れた日などは最高です。
湯船に浸かった状態でも、ちょうど正面に「経塚山」や「秋葉山」が見え、緑の木々に癒されます。
また、鳥の鳴き声がどこからともなく聞こえてきますし、雲の動きも心を癒してくれます。
朝早くの場合は、蔵王連峰から昇る日の出を見ることもできます。
夜は月を眺めることもできますし、星も綺麗に見ることができます。
おすすめは看板灯が消えて周囲も暗くなる12時過ぎがお薦めです。
湯船から出ると体から湯気が出るような寒い季節の時は、その状態を少し続けるだけで、体の表面の水分が無くなり、タオルで拭く手間がなくなります。(笑)
このようにたくさんのお風呂に、代わる代わる毎日入浴させていただいております。
どうぞ皆様にもご利用いただけますことをお願い申し上げます。
ご利用を心からお待ち申し上げております。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
展望露天の湯 有馬館
館主 須藤 信晴